2011年10月31日月曜日

マルウェア(詐欺ソフト)について

最近、よく相談される内容にマルウェア被害があります。

マルウェアとは、「悪意のあるソフトウェア」とも呼ばれ、コンピュータウイルススパイウェア詐欺ソフト悪質なアドウェアなどの総称です。
【スパイウェア】は、パソコン内やユーザの情報を収集・送信するソフトウェアを指しますが、不必要な広告を表示される【アドウェア】や不必要なソフトウェアや商品を購入させようとする詐欺ソフト等も広義ではスパイウェアに分類されます。

最近では、ウイルスの被害相談と同じぐらいスパイウェア被害の相談が寄せられています。
ただ、悪質なアドウェア(主にアダルトサイト関連)などの場合は、被害を受けたユーザもすぐに気付くのですが、最近のウイルスや詐欺ソフト、ワンクリック(ツークリック)詐欺などは被害を受けていることにユーザも気付きにくいようです。

特に最近多いのがパソコンの動作の遅さやセキュリティチェック等のためフリーのソフトを導入しようとして、詐欺ソフトに引っ掛かってしまって、更に動作が遅くなったり購入を促される画面が常に出てしまうなどで削除ができないなどの相談が寄せられています。

セキュリティ対策ソフト(ウイルスバスターなど)等は、以前よりもスパウェア等を駆除できるようになっていますが、それでも詐欺ソフトやアドウェア等多くのスパイウェアが駆除できないため手動で削除する必要があるため非常に厄介です。

このような詐欺ソフト等は、検索結果の広告やサイト上の広告などで導入を促されますが、フリーのソフト等を導入される場合は、安易に導入せずインターネットでそのソフトの評判を確認してから導入する等、十分注意して導入を行ってください。

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