2012年8月10日金曜日

眼の健康を考えて ブルーライトについて追加・訂正

以前掲載した「眼の健康を考えて」で紹介しましたブルーライトに関する新しい記事を見つけましたので紹介しておきます。

ブルーライト対策だけでは不十分?――ナナオが「PC画面と疲れ目の関係」を調査

この記事では、液晶のチラツキ方、周囲の明るさとディスプレイの明るさの関係、ブルーライトの3つが疲れ目に影響しているのではないかという話です。
この記事によれば
ブルーライトは「可視光(400~800nm(ナノメートル))の中でも波長が短い光(400~500nm前後の光)を差す」
だそうなので青色(430~490nm)だけでなく紫色(380~430nm)も含みます
緑色(490~575nm)も若干含んでいます。
(但し、どの範囲の波長が何色かの明確な定義はありませんので、数値は便宜上のものです)

CCFL(冷陰極管)のディスプレイでもブルーライトは含む(ただしLEDの方がピークが高い)との事なので、LED液晶だけでなく最近の液晶ディスプレイ全般にブルーライトを含んでいると思われます。ただし、度合いはものによって違うみたいです(LED液晶だからダメという訳ではないと言いたい見たいです)

ちなみにここで紹介した記事は、ナナオの疲れ目を抑制する液晶ディスプレイの発表に合わせて紹介された調査結果なのでここで書かれている事がすべてではないかと思いますが、疲れ目を抑制するのは確かだと思うので、興味がある方は購入を検討してみてはいかがでしょうか?

前回「眼の健康を考えて」を書いてから、青色が眼に悪いなら赤色だといいのかなと思ってパソコンの背景を赤くしてみました。
ですが、眼がチカチカするのでその日の内にやめてしまいました。
もしかしたら、波長の長い色は眼に残りやすいのかも知れません。
青がだめで、赤もダメなら残りは緑!?
前回「緑色が眼にいいのは迷信」と書きましたが、もしかしたら緑色は眼にやさしい色かも知れません。

今回紹介した記事では、ブルーライトを青色全体で検証しているのですが、本来ブルーライトカットの目的は波長の短い青を軽減させるのはずなので、少なくとも450nm以下の波長で検証するべきかと。だとすると、記事内のグラフを参照する限りでは、CCFLよりもLEDの方がブルーライトの放射は多いと思われます。