2011年12月5日月曜日

パソコンのボタン電池(CMOSバッテリ)

パソコンを長年使用していると、パソコンの時計が遅くなってきたりすることがあると思います。
この現象は、ほとんどの場合パソコンのマザーボードについているボタン電池(CMOSバッテリ)の消耗が原因です。

ボタン電池(CMOSバッテリ)は、BIOSで設定した各種設定(ブート順や機器、内蔵時計など)の保持に利用されています。ボタン電池が消耗するとはじめは設定した時計が遅れ始め、電池が切れるとBIOSの各種設定が初期化されてしまうため、時計がリセットされたりBIOSセットアップ要求の画面が表示されるようになります。

基本的に電池さえ準備できればそれほど難しくなく、交換後、BIOSの再設定(たいてい内蔵時計の時刻合わせ程度)で回復します。

電池の入手なのですが、デスクトップの多くはCR2032などの一般に市販されているボタン電池を採用している場合が多く100円ショップあたりでも購入可能です。
しかし、ノートやデスクトップの一部では、市販されていない特殊な電池やはんだ付けされている場合などがあり交換できない場合がありますので注意が必要です。(この場合は、メーカにて交換用電池を販売されているか修理対応可能かなどお問い合わせが必要となりますが、結構なお値段の場合があります)

交換の際は、静電気に十分注意して作業を行ってください。

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